奇門遁甲家相術奥義

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張耀文著 佐藤六龍訳 (A5判・函入り・188頁)

理気と巒頭による奇門遁甲術応用の家相奥義。
家相地相による吉凶成敗の見方とその判断法。
家相を見るための特別な方位盤の作り方の公開。
希望目的にあわせた部屋の間取りをいう家相。
十二支と十二運と十二天将を用いる開運家相。
単なる欠け張りの家相とは異なった独特の見方。


本書は、家相と地相における最高の理論とその活断応用法を説いた、中国における正統家相書の代表的な名著である「陽宅遁甲図表註」を、忠実に訳し、さらにそれらをわかりやすく解説した日本初公開の秘書です。
本書による家相と地相によって、人間が周囲の環境よりうける様々な吉凶成敗禍福のすべてが、たなごころをさすが如く明確に断定できます。

さらに吉相の家屋、吉相の土地、吉兆を発揮する間取り……を容易にすることので切る稀代の開運秘書です。

日本の家相方位の占術(気学・九星)では、移転方位も家相方位も地相方位もすべて同じ九星の方位盤で見ていますが、占術の本家中国では、この三者はまるで違う九星盤(方位盤)を用います。つまり、

 移転の方位は「動の作用」(天書の方位盤)――一年・十ヶ月・一日・二十時間の単位の方位盤
 家相の方位は「静の作用」(地書の方位盤)――二十年間の単位の方位盤
 墓相の方位は「不変の静の作用」(座山の方位盤)

というように愕然たる区別をもって研究しています。

この本書に述べてある「家相地相」(陽宅)の見方は、「五行十二運星・十二支天地盤・十二天将星・九星天地俟星盤・納甲五行易卦盤・奇門遁甲天地星門宮神盤」を縦横に活用してみる最高の占術です。これを中国では「三式」といい「太乙・六壬・奇門」で、これが開運の奥義とされています。



【奇門遁甲家相術奥義 内容】

本書の原本は「陽宅遁甲図」といい、有名な明代の劉伯温の著作になるものと伝えられています。中国(東洋全般で日本も含まれる)の占術理論とその解説は、五術(命・卜・相・医・山)のすべてがこの不世出の大学者である劉伯温の各所につきる、というのが現在の定説です。もしも、本書の説なり、これら五術の説なりを否定するような無知な人がいたならば、それは東洋占術すべてを否定するようなものです。

日本の家相術は、たんに九星の八方位における張り出しとかけこみの象意をいう、非常に単純なものでした。そのため吉相と称する家屋が同じパターンになりがちであり、そこには個人差も特徴もないという欠点が出てきます。某建設業者が十件ばかり日本の吉相の家屋を請け負った後に、「私はもう家相家の建てた家なら、どんな家でも盗みに入ろうと思えば簡単である。第一、主人の居間とか金庫がすぐわかる」と苦笑していました。これは前述の、吉相の家というものが九星の象意と八方位の張り欠けの同じパターンで構成されている点を、いみじくも喝破したと言といえましょう。

奇門遁甲の家相術はこうしたものとは全然ちがいます。まず、一軒一軒がちがうタイプになりますし、間取りの吉凶が規格化したり、方位が固定化したりはしません。


■遁甲家相術は、巒頭と理気の二方面から家の吉凶をみます。すなわち、巒頭とは形としてあらわれるものの吉凶をいう原理ですし、理気とは形に表れない、目に見えない一種の期のような面の吉凶を、方位盤というものを中心にしてみる原理です。

■巒頭では、「竜・穴・砂・水」の四方面から、目に見える家の形や周囲の環境の吉凶をいいます。

■理気では、「陽宅家相盤」によって、目に見えない八方位の吉凶をいいます。

■陽宅家相盤とは、「三式」ともいい、太乙家相盤・六壬家相盤・奇門家相盤の三種より成り立ちます。

■太乙家相盤は、九宮(日本の九星)を天地に配し、俟星で家を出し、家の吉凶をみる盤です。

■六壬家相盤は、十二天将星を十二方位に配して、家の吉凶をみる盤です。

■奇門家相盤は、十干・九星・八門・九宮・八神を八方位に配し、奇門理気盤を作成して家の吉凶をみる盤です。

■この外に神殺盤として、十干と十二支により天乙貴人を求め、十二支により十二長生を求め、さらに天子盤を作成して家の吉凶をみます。



《内 容》

陽宅遁甲図 巻一 起例
 本章は、家相を見るために必要な「太乙盤・六壬盤・奇門盤」の家相盤の作り方をくわしく説いたものです。すなわち、家相の八方位盤に「天干地干・九星・八門・九宮・八神・天支地支・十二天将星・十二運星・俟星天地九星」を配布する方法が述べてあります。

陽宅遁甲図 巻二 原理
 本章は、家相を見るために必要な「家相盤」の吉凶の原理法則をくわしく説いたものです。即ち、巻一で作成された家相の八方位盤に配布された各種の虚星の吉凶の見方の原理法則が述べてあります。

陽宅遁甲図 巻三 巒頭
 本章は、家相地相の環境を見るために必要な基本知識である「竜・穴・砂・水」をくわしく説いたものです。すなわち、「三綱四維五常」によって、富貧・貴賤・吉凶・寿夭・成敗を見る方法が述べられています。

陽宅遁甲図 巻四 判断
 本章は、「家相盤」によって見る具体的な吉凶の決め手がくわしく述べてあります。




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